葬儀に参列する際には、ブラックフォーマルを着用します。学生の時はともかくとして、社会人になった人はブラックフォーマルをお持ちでない方は殆どいらっしゃらないでしょう。もしまだブラックフォーマルを持っていない方は、すぐにでも購入されることをおすすめします。
また、ブラックフォーマル着用時には、アクセサリーなどについても細かい決まりごとがあります。アクセサリーはパールと結婚指輪だけが許されますが、パールといってももロングネックレスや三連などの派手な印象を与えるネックレスは不可です。
また、パールの色合いにも注意しましょう。かつては革製品が殺生を連想させるという理由により、革のカバンや靴も不可とされていましたが、現代ではその決まりはゆるやかになっています。しかし、可能であれば布張りのフォーマル用バッグを用意しておくと、いざという時に失礼でなくなります。
通夜や告別式、お別れの会などの葬儀に参列する際にはブラックフォーマル着用が一般的なマナーですが、では、ブラックフォーマル着用時にはどんなアクセサリーをつけるのが正式なのでしょうか。正式なマナーとして正解なものは「何もつけない」です。
よくパールの短いネックレスと一粒パールのイヤリングかピアスをつける方がいらっしゃいますが、本来のマナーとしては、真珠も装飾のひとつですので、葬儀にはふさわしくありません。とはいえ、現代ではパールの着用を問題とする人は殆どいらっしゃらないでしょう。
また、パール以外では、結婚指輪の着用は全く問題ありません。この場合間違えやすいのは、結婚指輪と婚約指輪を混同している方が、フォーマルな場だからと婚約指輪も一緒につけてしまう場合があることです。ダイヤなどの石が入ったものはふさわしくありませんので、もしはめてきてしまった場合には、指の内側に石部分を回して隠しておきましょう。
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